フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」（月～金曜・前５時２５分）のお天気キャスターを、４月から現役大学生のフリーアナウンサー・阿部華也子（１９）が務めることが決まった。メインキャスターが加藤綾子アナ（３０）から「ユミパン」こと永島優美アナ（２４）に代わり大きく刷新する同番組。同局は番組のコンセプトである「太陽」にのような明るくて親しみの持てる阿部に期待を寄せる。

　阿部は大分出身で現在は早大文学部の１年生。１９歳での同番組の「お天気お姉さん」は最年少となる。高校時代は大分発美少女アイドルユニット「ＳＰＡＴＩＯ」に所属していた。成田一樹プロデューサーは「とにかく明るくて親しみの持てる朝の人気番組を―という番組の趣旨にピッタリの、太陽のようにキラキラ輝く素直な女性」と起用理由を明かす。１４年から務めていた小野彩香（２４）は、前の時間帯の番組「めざましテレビ　アクア」（月～金曜・前４時）のエンタメキャスターに転身する。

　７代目お天気キャスターに就任する阿部は、最初はうれしいと感じたものの、すぐにプレッシャーを感じたと告白。両親に報告して「頑張ってね！」と言われたことで「不安がちょっと軽くなり、楽しみな気持ちが芽生えてきました」とコメント。小野は、お天気コーナーは後ろに「めざましじゃんけん」がある関係で時間をコントロールしなければならず、「落ち着いた判断が求められると思います」と阿部にアドバイス。新たなエンタメキャスターについては「次にブレークしそうなお笑い芸人や俳優やモデルを見るのが大好きなので、そういった部分は積極的に、視聴者の方が見たい、聞きたいと思うような情報を提供していけたら」と抱負を語った。